「大人はどうして働くの?」この題名に凄く興味を持った。どんな内容なのか読んでみたいと思った。子どもたちに「生活できるのはお父さんのおかげ!お母さんの働いたお金は学校や幼稚園に払うお金のため。」と伝えていた私。もっといい答えを探していたからすぐに読みたいと学びたいと思った。
天野篤さん、有川浩さん、池上彰さん、坂本フジヱさん、浜矩子さん、樋口泰行さん、三浦しをんさんの7名がそれぞれ教えてくれる。
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大人になるとテストがない。テストがないってことは、自分の力を試したり、伸ばしたりするチャンスがないってこと。放っておいたらいつまでも成長できない。力試しのチャンスを自分から見つけるには、いい仕事をたくさんして、たくさんの人に喜んでもらえる仕事ができるように努力することだ。自分の力を磨いていきたいと思う分野で「誰かやってみないか?」と言われたら、誰よりも先に手を挙げる。疑問を思ったことをそもままにしない。とにかく努力する。
中途半端な気持ちで仕事をしてはいけない。人の3倍は努力しよう。
子どもが進みたい道がうっすらでも見えてきたら、子どもの行き場を見失いように見守ること。そして、すべての経験は無駄にならないことを教える。失敗や挫折や回り道などマイナスな経験こそ子どもの成長の糧になるのだ。
「本気を出して頑張って、恥をかくのが怖い。」「みっともない姿を見せるのはカッコ悪い。」でも死ぬまでみっともない姿を見せない人はいないし、恥をかかないと人間は伸びない。大人も時には子どもに、みっともなくあがいている姿を見せて、何かを伝えることが必要。みっともないくらいあがいて、やり切った先に、やっと得られるものがあるはずだ。
仕事をする理由の一つは、皆が働かないと社会が成り立たないから。もう一つの理由は、働くことで人に喜ばれ「やりがい」を得られる。
働いて落ち込んだ時は、まず「分析」をすること。落ち込んだ理由やつまらない理由など分析をしてみる。すると自分の苦手としていることの傾向が分かり、なにが面白いと感じるのか、面白いと感じるのに大事なことが分かったりする。分析をした上でその物事の見方を変えてみる。また、「逃げる」ことも大切。嫌なことを忘れて元気を取り戻すには、仕事意外の楽しみを持つこと。仕事がすべてになってはいけない。学校も同様。学校以外にも場所をいくつも持っていることが大切。習い事でもいいし、本を読むことでもいい。
商売とは商品ではなく自分を買ってもらうこと。相手に信頼してもらえるように心を尽くせば、おのずと商品が売れるのだ。「こいつは信頼してもいい人間だ。」と思ってもらえるように心配りをすること。約束を守ったり、相手のことを気づかうこと。
人間は生まれた時から一人では生きられない、他の人と助け合って初めて生き延びることができる動物。そういった特性によって、「誰かのために役に立つ」ということを自然に求めるものなのだ。
身近な大人が人生の楽しみを見つけられる生き方をしていたら、子どもはきっと上手に真似するはずだ。
何もしなくてももらえるお小遣いより、手伝いをしてもらったお駄賃の方が、ちょっと違う特別な嬉しさを感じるはず。働いてお金を貰ったときの気持ちはこの気持ちに似ている。
これから先、国境を越えていろんな国の人が交じり合って働くことが今よりももっと増えてくる。常識も全く違う人たちの中で働くためには、疑問に思ったことはきちんと言葉にしなくてはならない。自分の気持ちを分かりやすく相手に伝える力がとても大切になる。異文化の中で積極的にコミュニケーションを取れるサービス精神を発揮することはとても大切。英会話塾よりまず「相手と素直に気持ちを通わせる力」を磨くことが大事。自分の気持ちを言葉にして相手に伝え、自分の頭で考えるようにする。
「大きな夢」より「たくさんおことを知れ」最高の謎解きを楽しめるのが仕事だ。その謎ときを夢中になって楽しむためには子どもの時にたくさん勉強をすることだ。好きな科目だけでなく苦手な科目、できるだけ広い分野から知識を蓄えていくことが大事。様々な視点から引き出しを持てるようになり、分野を問わず将来の謎解きの仕事のときに役に立つ。
大人になるまでにやっておいた方がいいことは、なんでもやってみること。子どもの頃からいろいろな経験をしてきた人はそれだけいろんな人の気持ちや価値観を理解しやくなるはず。また、いろいろ挑戦していればその中で一生楽しめる趣味が見つかるかもしれない。仕事に疲れた時の息抜きになるかもしれない。息抜きは仕事を続けるためにとても必要なものなのだ。
どの企業でも求められるのは人の気持ちを感じる力。相手の立てる感性はとても大事。あまりに敏感すぎると潰れてしまうので、適度な「鈍感力」を持ち、バランス良くコントロールすることが大切。
他人とぶつかることをチャンスを思え。自分とは違う意見の人がいることを理解できたり、自分では挑戦しようと思わなかったことにチャレンジ出来たりする。自分だけの世界にいるのではなく、ちょっとずつ広い世界への扉を開けてみよう。
働くことの魅力は人と交じり合いながら自分の世界を広げることができることだ。
私の心に特に響いた部分だけピックアップして書き留めた。まだまだ心に響いた部分はたくさんあったが、とりあえず自分の子どもを想いながら、キーポイントとなる言葉を集めさせてもらった。子どものうちからたくさんのことを経験させること、相手に自分の気持ちをきちんと伝えること、相手の立場に立って心配りができること、恥をたくさんかいていいこと。まだまだ親子揃って出来ていないことだらけ。これからの子どもたちの将来のためにもっともっと親の私も努力をしていこうと思った。