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息子がプール開きで捕まえてきた8匹のヤゴ。

本当に羽化するのか半信半疑で毎日ボウフラや糸ミミズを数匹与えながら、飼育した。息子曰く「ボウフラをガシッと食べた!!」と話していた。ヤゴは、まさかあの可愛らしく細長いトンボの姿になるとは考えられないほどの、茶色くてなかなか強そうな生物だ。

数日後、毎日のように餌を与えていると、いつもは水中ですばしっこく逃げ回っているヤゴが、一匹だけ水中から出て、石の上にいた。「ん?」と思い、ネットで調べてみると、2,3日体を乾かし、羽化の準備をするそうだ。その間はもう餌を食べないそうだ。

じっと見ていると、居心地悪そうにまら水中に逃げてしまった。せっかく乾かしていたのに、申し訳なく感じた。乾かし始めたら、そっとしてあげるべきと知った。

ヤゴからトンボへ羽化記録

1.水中から石の上に出てきて体を2,3日乾かす。

2.ちょうど2,3日経つと本当に枝の上に登ってくる。ついに羽化が始まる!!枝に登り始めるのはやっぱり夜!!敵のいない夜の間にゆっくり羽化をし始めるようだ。

3.枝の先まで登ると止まる。

4.背中の真ん中の割れ目から体を出し、気づくとイナバウアー状態。蝉の羽化と全く同じ!!この時間が長いから、落っこちてしまわないかハラハラする。それにしてもかが緑色にびっくり。

5、ゆっくりゆっくり体を持ち上げると同時に最後にお尻をピュイっと出す。お尻を出すと同時にしっかりヤゴの抜け殻にしがみ付く。「あら?こんなに胴が短かったかな。」と思った。ここからどうやって体が伸びるのか想像もつかない。顔はまだ緑色。ここからこの状態が凄く長い。

6.徐々に羽根が伸びてきたと羽根に目を取られている間に、顔の色が少し茶色になったような。しかも気づけば背中部分も逞しく厚くなってきていた。しかもちょっと体がのびてきた。だんだんトンボらしくなってきた。羽根が広がるのもゆっくりなのだが、徐々に広がるのが目で見てわかりやすいため釘付け。

7.羽根がキレイに伸び切った。羽根はとても神秘的な美しい色。顔も茶色になり、体もずいぶん長くなってきた。このヤゴの中に入っていたとは。信じられないほどの体と羽根の長さになってきた。

8.もうそろそろ完成かなと思っていたら、今度はミシミシ言いながら体がどんどん長くなってくる。生命力の強さを感じた。力強くどんどん伸び、触っていないが、固くなっているのが伝わってきた。薄緑茶色だった体が白くなってきた。そして背後から写真を撮ってみるとキレイな一直線になっていた。「おや?また顔が緑色になってる。」目は茶色いが、顔だけまた緑色に!!

9.どんどん体は細長くなる。気が付くと凄く細長く、そして色も濃くなり、模様までつき始めた。

 

10.見とれていると、一瞬で「バッ!!!」と大きな音と共に羽根が開いた!!!これぞまさに「THEトンボ」だ。

 

11.トンボは静かに休んだ後、飛んだ!!

12.飛び立ったあとのヤゴのときの抜け殻もパシャリ。

こんな感じでだいたい5時間くらいの羽化時間は終わった。このトンボはマイペースだったのか、本来は夜中に羽化するはずなのに、早朝から羽化を始めてしまったため、今回記録することが出来た。

でも反省したことがある。トンボの羽化なんて見たことがなかったため、羽化中ずっとにらめっこ状態で観察していたため、トンボにとって相当なストレスだったようで、羽根を広げて1分もたたない内にこのトンボは飛び立ってしまった。そのため上手く飛べず、なぜか息子の手の上にものんきに乗って写真も撮れた。しかしそのあとも上手く飛べず、窓にぶつかったり、地面に落ちたり、結局体が折れてしまったのだ。

このまま死んでしまうと本当に申し訳ない気持ちでいたのだが、息子が「まだしばらくそっとしておけば体がまた強くなってまっすぐになるかもしれない!」と言い出し、外に逃がすのをやめ家の窓の網戸にトンボをつけ様子を見ることに。こんな状態でもトンボは生きていた。必死で飛ぼうとしていた。さすがに飛べないと分かったらしくしっかり網戸にしがみつきじっと耐えていた。

そのトンボの姿を見て「このまま逃がしたら、絶対鳥に食べられちゃう!」と言うのだった。

子どもは何て純粋で優しいのだろう。私はさんざん観察したくせに、むしろ私のせいだったのに、体が折れているトンボを目の前に触ることも出来なかった。

息子と娘はネットの入れ物を裏返しにした中にトンボを入れ、まんがいち床に落ちたときに痛くないようにタオルケットを敷いていた。

優しい子どもたちと必死で生きようとするトンボを見て、私もこうしちゃいられない!トンボの餌になるコバエを捕まえることに!

コバエめ~なかなか捕まらない。。でもなんとか捕まえると手の中で死んでしまう。死んでしまったコバエをトンボの入っている入れ物に割りばしで入れてみるがやはり食べない。口元に持っていっても食べなかった。生きているコバエじゃないとダメなようだ。

2日目もトンボは必死で生きていた。体はやはり折れたまま。でも餌のコバエは捕まえられないし、このままでは飢え死にしてしまう。そんな様子を見て夫が「せっかくトンボになったのに、外の世界を知らないのもかわいそうじゃないか。」その一言で子どもたちが確かにそうだとトンボを外に出すことに。

やはり息子は優しくて、トンボをそっと手の上に乗せ、公園の木にトンボを掴ませた。鳥に見つからないようになるべく葉っぱがたくさんある枝の近くにトンボを捕まえさせた。しばらく様子を見て、大丈夫そうだと確信した後、家に戻ってきた。息子の勇姿に感動。

トンボさん今までありがとう。きっと体が元に戻って空高く飛べるようになりますように願ってるよ~!!

 

そして、その後も次々とヤゴからトンボへ羽化を成功させ、外に飛び立っていった。

トンボの種類はおそらく全部一緒のシオカラトンボの雌だと思う。

トンボの羽化は本当に神秘的で凄い力強さを感じた。水中にずっといたヤゴが一日で羽化をし、大空を飛ぶトンボになる。とても感慨深いと感じた。

 

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